開閉器の種類
今回は、趣向を変えて開閉器の種類についてお話しします。 開閉器とは電路の開閉を行うものですが、高圧電路の開閉器にかんして大きく分けると3つの種類があります。 1つは「断路器」です。イメージとしては、低圧配線で用いることがある「ナイフスイッチ…
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今回は、趣向を変えて開閉器の種類についてお話しします。 開閉器とは電路の開閉を行うものですが、高圧電路の開閉器にかんして大きく分けると3つの種類があります。 1つは「断路器」です。イメージとしては、低圧配線で用いることがある「ナイフスイッチ…
前回は、電圧と電力損失の関係についてお話ししました。 今回は、力率を改善することによって電力損失がどうなるかをお話しします。前回、消費電力と電圧が一定であれば電流は力率に反比例するとお話ししました。くどいようですが、電力損失は電流の二乗に比…
前回、電力損失は電流の2乗に比例するとお話ししました。では、電流の大きさは何によって決まるのでしょうか?1つは当然ながら負荷の大きさです。単相交流では、電力は次の式で表わされます。 P=VIcosθ[W]このように、電圧Vが一定であれば電流…
こんばんは。 9月8日に電験2種の1次試験を受験してきました! 今回が初めての受験です! 9月2日にエネルギー管理士の試験があったこともあり(言い訳)、あまり勉強ができていない状態で試験に臨みました。 がしかし、噂には聞いていましたが、電験…
需要箇所に電力を送るにあたり、配電線や変圧器で電力損失が発生します。電力損失には数種類ありますが、代表的なものとして電線の持つ抵抗によって発生する損失です。損失の大きさは、流れる電流をI、電線の抵抗をrととすると以下の式で表されます。 p=…
第一種電気工事士では、変電所送り出しから受電設備までの電圧降下に関する問題が出題されることがあります。 厳密に計算するにはベクトル図を書いて求める必要がありますが、問題を解く上では簡略式で求めることができます。 線電流をI、力率cosθ、無…
第一種電気工事士で必須と言える三相交流の計算問題。三相交流の最も特徴的なのが、「相」と「線(間)」の関係と言えます。 電源(もしくは負荷)がY結線の場合は 線間電圧=√3✕相電圧 線電流=相電流Δ結線の場合は 線間電圧=相電圧 線電流=√3…
第一種電気工事士を受験される皆様、もう試験勉強を始めていますでしょうか?受験する方たちはすでに承知の上かもしれませんが、あらためて第一種電気工事士の試験範囲についてお話ししたいと思います。 簡単に言えば、第二種電気工事士に高圧受電設備の知識…
水力発電所の水車には、大きく分けると2つの種類があります。 一つは反動水車です。イメージとしては、流れる水の中に扇風機の羽根を沈めた状態と考えて良いでしょう。もう一つは衝動水車です。こちらは、イメージとしては昔ながらの水車小屋の水車です。な…
先日、水力発電所の出力計算についてお話ししました。今回は、揚水発電所における揚水に必要な電力の計算についてお話しします。結論から言うと、揚水に必要な電力は以下の式で表されます。 Pw=9.8Q(H+h)/ηpηm [kW]ここで、hは損失…
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