需要箇所に電力を送るにあたり、配電線や変圧器で電力損失が発生します。
電力損失には数種類ありますが、代表的なものとして電線の持つ抵抗によって発生する損失です。
損失の大きさは、流れる電流をI、電線の抵抗をrととすると以下の式で表されます。
 p=I^2×r[W]
この式からわかるように、電力損失は電流の二乗に比例します。

第一種電気工事士の試験では、この電力損失に関する問題が出題されます。
今回は電力損失の最も基本的事項をお話ししましたが、次回からはこの電力損失にからんだお話をしていきたいと思います。

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