第一種電気工事士では、変電所送り出しから受電設備までの電圧降下に関する問題が出題されることがあります。 厳密に計算するにはベクトル図を書いて求める必要がありますが、問題を解く上では簡略式で求めることができます。
線電流をI、力率cosθ、無効率sinθ、線路抵抗R、線路リアクタンスXとすると、三相三線式では次の式で算出できます。

 v=√3×I(Rcosθ+Xsinθ)

この式は非常に便利な式です。問題としては、電圧降下自体を求めさせる問題のほかに電圧降下から電流を求めさせる問題などがあります。
この式を自在に使いこなせるようになると、回答できる問題の幅が非常に広がります。是非マスターするようにしてください。

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