令和5年(2023年)の第二種電気工事士の試験日程が発表されました。

前年からの変更点は、学科試験(筆記試験)にCBT方式が導入されること。受験者は、従来からの筆記方式とCBT方式のどちらかを好きに選択できるようになります。

この記事では、令和5年度第二種電気工事士の試験日程の紹介と試験の申込方法、注意点などについて解説します。

関連記事:第二種電気工事士とは?取得するメリットと試験の難易度や将来性を解説

令和5年度第二種電気工事士の試験日程

第二種電気工事士の試験は年2回、試験科目は学科試験(筆記試験)と技能試験の2つです。

【令和5年度上期試験の日程】
受験申込受付 3月20日(月)〜4月6日(木)
学科試験
(CBT方式)
4月24日(月)〜5月11日(木)
学科試験
(筆記方式)
 5月28日(日)
技能試験 7月22日(土)または23日(日)
【令和5年度下期試験の日程】
受験申込受付 8月21日(月)〜9月7日(木)
学科試験
(CBT方式)
9月25日(月)〜10月12日(木)
学科試験
(筆記方式)
10月29日(日)
技能試験 12月23日(土)または12月24日(日)

(出典:電気技術者試験センター「電気工事士試験におけるCBT方式の導入及び令和5年度実施日程等のご案内より)

令和5年より、学科試験にパソコンを用いるCBT方式が導入されます。第二種電気工事士試験のCBT方式のポイントは以下のとおりです。

  • 開催期間中の好きな日時を選択して受験できる
  • 試験会場は全国約200カ所から選択可能
  • 試験日の3日前まで試験会場と日時の変更が可能
  • 出題形式は従来の筆記方式と同じ
  • CBT方式での受験を希望する場合は、期間内にCBT会場申込手続きを行う

従来の筆記方式かCBT方式のどちらかを選択して受験することになります。ただし、CBT方式を欠席したからといって、後日の筆記方式を受験することはできません。また、筆記方式は午前と午後の2回に分けて行われ、こちらは時間を選べません

なお、技能試験は、2日間にわけて実施され、日程は試験地によって異なります

第二種電気工事士の試験は各都道府県で受験可能です。令和5年度の試験地はまだ発表されていませんが、過去の試験地・試験会場はこちらの記事でまとめていますので参考にしてください。

関連記事:【2021年度】第二種電気工事士試験会場と過去の会場一覧|日程についても

第二種電気工事士の受験申込〜免状取得までの流れ

第二種電気工事士は受験資格がなく、誰でも挑戦できます。受験申込〜免状取得までの流れが以下の通りです。

  1. 受験申込
  2. 筆記試験の受験→合格
  3. 技能試験の受験→合格
  4. 免状申請
  5. 免状取得

学科試験に合格しないと技能試験には進めません

また第二種電気工事士の免状は、試験に合格すればすぐに申請できます。第一種のような実務経験も不要です。

免状の申請に期限はありませんが、免状がないと資格が必要な工事には従事できません。交付には約1カ月ほどかかりますので、仕事で使いたい場合は合格後すぐに申請しておきましょう。

受験申込方法と受験手数料

第二種電気工事士の受験申込みは、インターネットまたは郵送でできます。

申込方法 受験手数料 支払い方法
インターネット 9,300円(非課税)
  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • ペイジー決済
  • 銀行振込
郵送 9,600円(非課税) 払込取扱票にて支払い

申込窓口は(一般)電気技術者試験センターです。

郵送の場合、受験案内(申込書付き)の請求が必要ですインターネット申込みを促進するため、書店などでは受験案内が入手できなくなっています。試験センターのHPでも申込書はアップロードされませんので、早めに動きましょう。

筆記試験の免除を受ける際の注意点

第二種電気工事士の試験では、技能試験に落ちた方に対して、次に実施される学科試験に限り免除となる救済措置があります。

ただし、免除を受ける際は以下の点に注意してください。

  1. 上期の技能試験が不合格だった場合は、速やかに下期試験に申し込むこと
  2. 筆記試験免除の区分で申し込むこと

例年の傾向から、令和5年上期の技能試験合格発表は、下期の受験申込期間中だと予想されます。

とくに郵送での申込みを希望する場合、前期の技能試験の結果がわかってから動いても間に合いませんので、受験案内だけは先に取り寄せておきましょう。

また筆記免除は自動で適用されません。試験区分を選択する際は、忘れず筆記免除を選択してください。

第二種電気工事士の難易度

第二種電気工事士の難易度は、電気関係の国家資格のなかでは簡単な部類に入ります。

【令和4年上期の合格率】

  • 学科試験(旧 筆記試験):58.2%
  • 技能試験:74.3%

(※試験センター発表のデータから、合格者÷受験者で計算)

さらに前の合格率については、以下の関連記事をご覧ください。

関連記事:第二種電気工事士のここ10年間の筆記・実技別合格率|必要な勉強時間や方法

 

令和5年も例年通りであれば、合格率は学科試験55%前後、技能試験70%前後になるでしょう。十分に独学で合格が狙えるレベルです。

ただし、電気工事の初心者は技能試験に要注意。実際に手を動かして工作する試験のため、事前練習なしでの技能試験合格はほぼ不可能だと考えてください。技能試験の対策については、こちらの記事で詳しくまとめています。

関連記事:第二種電気工事士の技能試験(実技)|独学で合格するポイントを徹底解説

合格に必要な勉強時間

第二種電気工事士の勉強時間は、独学で150時間、期間にしておよそ3カ月が目安です。

  • 学科試験:法律や電気工事関連の問題が出題される。四肢択一のマークシート方式。
  • 技能試験:与えられた配線図と材料を元に工作物を完成させる。工具は受験者の持ち込み。

技能試験は事前に候補問題が13問公表され、そのうちの1つが本番で出題されます。各会場で出題される問題は異なるため、どれが出ても合格できるよう、すべての問題を2周はしたほうがよいでしょう。

とはいえ、まず目指すべきは筆記試験の合格です。勉強方法については、詳しくは下記の記事で解説しています。

関連記事:第二種電気工事士を独学で合格する勉強方法|おすすめテキストも紹介

効率よく合格を目指すなら日本エネルギー管理センターへ

令和5年度第二種電気工事士の試験日程が発表されました。

前年からの変更点として、令和5年から学科試験にCBT方式が追加されます。CBT方式を希望する場合、期間内に別途オンラインでCBT会場申込みが必要になるため、忘れず手続きしてください。

第二種電気工事士の合格に必要な勉強期間は150時間。独学でも合格が狙える難易度です。

とはいえ「仕事が忙しいから、必要なポイントだけ効率的に勉強したい」という方には、日本エネルギー管理センターの試験対策講習会をご検討ください。

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詳しいカリキュラムや講習日程についてはこちらの第二種電気工事士講習会ページをご覧ください。