遮断器には、アークを消す(消弧という)構造の違いにより様々な種類があります。代表的なものを、いくつかお話しします。
(1)油遮断器
 絶縁油中で開閉することにより消弧を行う遮断器で、最も古い遮断器の一つです。遮断時間が比較的長く、絶縁油を用いるため火災の恐れもあるため、大容量化、信頼性向上という観点から近年はほとんど使用されていません。
(2)空気遮断器
 圧縮空気により絶縁・消弧を行う遮断器で、遮断時間が非常に短く火災の恐れもないため大容量の送電系統で幅広く使用されてきました。しかし、コンプレッサーなどの補機が必要で動作時に非常に大きな音を発するため、近年ではガス遮断器へ置き換えられつつあります。

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