第二種電気工事士の筆記試験では、施工方法に関する文章問題がよく出題されます。なかでも定番となっているのが、接地工事と漏電遮断器の省略条件に絡んだ問題です。 暗記が必要な部分ですが、「なぜここが頻出されるのか」を考えて勉強すると少し覚えやすく…

　送電線の絶縁強度を設計するにあたり、対地電圧がどのようになるかを考えるのは非常に重要です。 　特別高圧送電線では、中性点接地方式が採用されています。そのため、通常時の送電線の対地電圧は公称電圧（たとえば６６ｋＶ）の１／√３［Ｖ］となります…

　電験や工事士を受ける際に避けては通れないのが法令に関する問題です。　法令は、独特の言い回しがあり非常にわかりづらい分野と言えます。さらに、すべて勉強しようとしても範囲が広すぎてとてもやりきれません。ではどのように勉強すればよいのでしょうか…

　第二種電気工事士下期試験まで残り一月をきりました。　第二種電気工事士は電気系資格の入門とも言える資格ですので、今まで全く電気の勉強をしたことのない方も多くいらっしゃると思います。そのような方が独学で第二種電気工事士に合格しようとすると、一…

　電験を受験された皆様、あらためてお疲れ様でした！　現在、試験センターのホームページで解答が掲載されています。もう自己採点はされましたか？ 　さて、今年は受験を見送った、もしくは来年から電験にチャレンジするという方、ぜひ早めの準備をお願いい…

いよいよ明日は電験三種試験当日です！試験を受けるにあたり、皆様にお願いしたいことがあります。 まず、試験会場には余裕を持って到着するようにしてください。駅からの移動も考慮し、試験会場最寄り駅に１時間前ぐらいに着くと良いでしょう。（あまり早く…

　電験三種の計算問題では、ベクトルの計算が必須になります。理論では電磁気の計算、電力を含めた力率計算、機械では照明の計算、法規では張力の計算と様々な場面でベクトルの計算が必要になります。　試験への追い込みとなるこの一週間ですが、ベクトルの計…

　電験３種の計算問題では、電源の内部抵抗に関する内容が出題されることがあります。理想的な電圧源では内部抵抗が０と考えますが、実際の電源（電池など）には内部抵抗が存在します。この内部抵抗と負荷の抵抗値が近い場合、影響が非常に大きくなります。た…

下期に第２種電気工事士を受験される皆さま、学習は順調でしょうか？ 電気系資格試験の入門編とも言える第２種電気工事士ですが、油断しているとまず合格は不可能と言えます。何故かというと、出題範囲すべてをまともに勉強したらかなりの内容になるからです…

　計算問題を解くこつとして、分数の状態である程度の計算をすすめる事も重要です。あまり早く分数を小数に直してしまうと、計算が複雑になるばかりか誤差も大きくなり、最悪の場合答えを誤ってしまう恐れもあります。　分数の計算を行う場合は、常に分母をそ…