電動機の採用例・鉄道編2
近年の鉄道車両で導入が始まったのが、永久磁石形同期電動機(PMSM)です。制御は誘導電動機と同様にVVVFインバータを用いて行います。PMSMは、かご形誘導電動機と同様ブラシやスリップリングが必要なく、メンテナンス性に優れています。また、永…
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近年の鉄道車両で導入が始まったのが、永久磁石形同期電動機(PMSM)です。制御は誘導電動機と同様にVVVFインバータを用いて行います。PMSMは、かご形誘導電動機と同様ブラシやスリップリングが必要なく、メンテナンス性に優れています。また、永…
身近な動力用電動機にはどのような種類が用いられているでしょうか。 まず、電動機と言えば多くの人がイメージする鉄道。鉄道では、制御方式に応じて様々な種類の電動機が用いられています。まず、昔から用いられているのが抵抗制御方式による直流直巻電動機…
誘導電動機は、回転する原理上必ず同期速度よりも遅く回転します。この差を滑りといい、誘導電動機の最大の特徴とも言えます。滑りをsとすると、誘導電動機の回転数Nは120f/p×(1-s)として求められます。つまり、電動機として回転している場合滑…
現在、鉄道を中心に用いられているVVVFインバータ制御があります。前回までお話した始動法と同様に、VVVFインバータ制御も回転数が低い場合に過大電流が流れる防ぐ手法がとられています。 VVVFインバータの特徴とも言えるこの手法が、「V/f…
今回も誘導電動機の始動法についてお話します。 始動補償器という単巻変圧器を用いた始動法があります。単巻変圧器により電動機に印加される電圧を下げることにより、始動電流を抑えることが出来ます。リアクトル始動にくらべて始動トルクが良好であるため…
誘導電動機の始動方法の考え方として、どのように電圧を下げるかで様々な方法があります。まず、低容量機でよく使用されるY-Δ始動があります。これは、始動時にはY結線として全電圧時の1/√3へ電圧を下げることにより、始動電流を1/3に抑えることが…
電動機は、停止している状態で定格電圧を印加すると逆起電力がないため定格の数倍から十数倍の電流が流れます。容量が小さい電動機ではあまり問題にはなりませんが、大容量機では電源に悪影響を及ぼすなど大きな問題となります。そのため、電動機の始動電流を…
同期電動機は、構造として直流電動機の界磁と誘導電動機の電機子を組み合わせた形となっています。その最大の特徴として、同期電動機は常に同期速度で回転するということです。つまり、同期電動機の回転数はN=120f/p [min-1]で表されます。よ…
昨年第2種電気工事士に見事合格され、今年は是非第1種電気工事士を!と考えている方も多くいらっしゃるかと思います。ご存じの通り、第1種電気工事士は第2種電気工事士の上位資格です。第1種電気工事士の範囲には、当然第2種電気工事士の範囲が含まれて…
誘導電動機の回転数は、次の式で求められます。N=(120f/p)(1-s)[min-1]変数としては、電源周波数f、極数p、滑りsの三点になります。誘導電動機は、回転子の構造により巻線形とかご形に分けられます。現在最も主流となっている速度制…
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