前回までのブログで、ミルマンの定理、重ね合わせの理を用いた問題の解法を解説しました。

今までの動画を見ると、ミルマンの定理やテブナンの定理が非常に優れていると感じられるかと思います。 では、重ね合わせの理やキルヒホッフの法則は殆ど使い道がないのか?と思われる方もいるかと思いますが、そんなことはありません。

まずは重ね合わせの理ですが、複数の電源のうち電流源が含まれていると、重ね合わせの理の利便性が非常に高くなります。 キルヒホッフの法則については、使える使えないではなく、自然と用いているという考え方が実態に合っているかもしれません。

重ね合わせの理やテブナンの定理を適応できるのは、キルヒホッフの法則があってこそです。 原点にあるのはキルヒホッフの法則であるという意識を持ち、特にキルヒホッフの法則の考え方については必ず理解するようにお願いします。

電験三種試験対策講習会

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