法規B問題の重要性
7月22日と7月9日のブログで、電験三種法規科目のB問題で出題された問題を解説しました。
動画をごらんになった方の中には、「随分、応用力を試される問題だな」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
法規B問題の特徴の一つがまさにそこで、応用問題が非常に良く出題されるのです。しかも、出題ジャンルとしては全科目に渡ると言っても過言ではありません。
さらに大きな特徴として、得点配分が非常に大きい事が挙げられます。そもそも法規科目は13問の出題で、理論の18問(回答数は17問)と比べると5問も少なくなっています。
その分、B問題の配点が大きくなりなんと40点にもなります。合格ライン60点のうち、2/3がB問題で取れてしまうのです。これだけでもB問題がいかに重要か感じられるかと思いますが、
それに輪をかけてB問題の重要性を後押しするのが、法規のA問題は他の科目と比較して確実に得点を得るのが非常に困難という点です。
A問題はまさに法律の条文から出題されるため、学習しきれないという現実があります。法律の条文故に独特の言い回しがあり読み解きづらい事も含めて、得点源としてはかなり安定度が低いものとなります。
そのため、B問題でどれだけ得点するかが非常に重要となるのです。
動画を見てかなり難しく感じてしまった方も多いかと思いますが、出題される問題はある程度パターン化されています。
それぞれのパターン毎にコツもあるため、それさえ掴んでしまえば逆に複雑な計算は少ないことも多くあります。
今後も法規B問題の解説動画をアップロードしていきますので、是非ご覧いただき学習の参考にして頂ければと思います。
電験三種試験対策講習会
http://japan-ems.jp/schedule/denken3.html
講習のサンプル動画がyoutubeで見れます
https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos