電験三種の計算問題を確実に解答するコツの一つとして、単位を考えることが挙げられます。

例えば、火力発電所の出力を求める問題が出題されたとします。火力発電所の出力が「kW」で与えられていたとすると、他の与えれているものをどのように組み合わせたら「kW」になるかを考えていくわけです。

意外と忘れがちなのが、W=J/sという関係です。つまり、1「W」とは一秒間に1Jのエネルギーを消費もしくは出力していることを表すのです。この関係を覚えていると、もし公式を忘れてしまったとしても、比較的スムーズに解法を導くことができるはずです。

特に、B問題で出題される応用的な問題の中には、単純に公式を覚えているだけでは解けないことがあります。そのような時は、単位からどのように公式を組み合わせるのかを考えると比較的スムーズに答えを導くことができるのです。

是非、このような応用力も身に着けるようにしてください。

日本エネルギー管理センターの第三種電気主任技術者合格講習会

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