電験3種の学習をするなかで何度も出てくるものの一つに、標準電圧というものがあります。標準電圧とは、電気事業法で定められているもので、電気を供給する場所の電圧を次の範囲内に維持しなければならないというものです。
  標準電圧100[V]=101±6[V]
  標準電圧200[V]=202±20[V]
この電圧を維持するため、配電用変電所の変圧器には「負荷時タップ切り替え装置」という装置が設置されています。この装置は、負荷電流が流れた状態で変圧器のタップを切り替える装置です。この装置により変電所の送り出し電圧は適正な範囲に維持されています。

今回まで、電力に関する知識的な内容をお話ししてきました。次回から、電力の過去問題をご紹介します。

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