電験三種講座のテキスト紹介① 年末電気数学初級コース編
皆様こんにちは。日本エネルギー管理センター 事務局スタッフMです。
本日は当センターが採用している電験三種のテキスト(年末電気数学初級コースで使用)に関してご紹介いたします。
電気書院 改訂新版 第1・2種電気工事士のためのやさしい数学 定価:2,160 円(本体2,000円+税)
https://www.denkishoin.co.jp/products/detail.php?product_id=146
「第1・2種 電気工事士のためのやさしい数学」というタイトルだけみると一見とっても簡単そうな内容ですが。。
ここで読者の皆様に質問です。
皆様は工事士筆記試験に合格された際、最初の10題を占める計算問題は全問正解されましたでしょうか?
全問正解した!計算は得意!という方にはあえて必要ないと思いますが、そうでない方は是非
一度、このテキストをご覧ください。
電験三種の計算問題を解くのに必要な基礎がちりばめられております!
特に三相の計算が取り組みやすい構成となっています。
スター結線だから線間電圧は相電圧の。。。
デルタ結線だから線電流は相電流の。。ん?
電験三種あるあるですね。計算の際、こんがらがってしまい、あれ?となってしまいがちです。
ここでうやむやな理解のまま、夏を迎えて地獄の特訓の際にまた同じ問題が勃発し、大変焦る事になります。(経験者は語る)
理論の三相、機械の三相、電力の三相
と、三相は常に登場してきますので、苦手だ、嫌いだと言ってはおられません。
このテキストの良いところは、最初のほうは本当に基礎の基礎から書いてあります。分数とは。。。?と言った話からら始まりますので、数学アレルギーの方にも取り組みやすい内容になっております。
繁分数の話等は、電験三種の各種テキストには載っていませんよね。
今更基礎的な内容すぎて誰にも聞けない!という事も結構あったりします。
当センターでも繁分数の計算の仕方がわからないといった質問は意外と多く頂きます。
このテキストでは、例題を使ってわかりやすく問題解説がなされた後、同じような問題を解いてみるという形で進められます。
計算問題のパートでは、意外と?うならせる問題も登場してきます。
今の時期にここでしっかりやっておけば、後は応用です♪
年末の電気数学の特訓講座では、このテキストを用いて、基礎からじっくりと、解説しながら進めていきます。
理論の基礎でつまずいている方にも最適の講習会です。
やはり理論の基礎は非常に大事です。
基礎に揺らぎがあると機械、電力、法規といった他の科目の点数が伸びなくなってしまいます。
これを機会にしっかりと基礎固めをして、ゆるぎない地盤を築きましょう!