問22
湿気の多い展開した場所の三相3線式200[V]屋内配線工事として、
不適切なものは。
 イ.合成樹脂管工事
 ロ.金属ダクト工事
 ニ.金属管工事
 ハ.ケーブル工事

答 ロ

解説
電技解釈第156条「低圧屋内配線の施設場所による工事の種類」に関する問題です。
施設場所の条件として、「展開した場所」「点検できる隠ぺい場所」「点検できない隠ぺい場所」、さらにそれぞれに対し「乾燥した場所」「湿気の多い場所または水気のある場所」に分けられており、それに加え電圧区分(300V以下or超過)により施設できる工事の種類が異なります。
この問の選択肢の中では、金属ダクト工事は湿気の多い場所に施設することが出来ないので不適切となります。なお、他の3つ+金属可とう電線管工事は第156条の区分の中では制限無く施設することが出来ます。
また、300V超過の場合は点検の可否にかかわらず湿気の多い隠ぺい場所に施設することは出来ないのでこれも併せて覚えるようにしましょう。

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