会社概要

電気通信工事をメインとする「ワイズネット株式会社」が、将来の通信工事の需要減（通信の無線化・国内建設業の市場の低下）を危惧し、電気工事業への参入をしたいと考えていた。電気工事業への参入の為、まずは代表取締役である岡部が、第二種電気工事士・第一種電気工事士を取得。電気の工事に関する知識や、電気理論に対して「もっと」知りたくなり、知識を深めたくなった。直接的に工事とは関係のない「電気理論」の話も分からないと、作業は分かるが設計が出来ないとも感じた。
2010年に岡部克則が電験三種の取得を目指して勉強を始める。このことで「電気」の業界の奥深さや面白さ、業界の広さなどを感じる。電気工事業界の皆さんと広く知り合いになりたい。実際に電気工事業界で活躍している工事業のみなさんがどのような方法で事業を経営されているかなどを知りたく思った。
電気については、なんの知識も実績もない当社がより強い電気工事業者になるためには、「電気工事士」や「電気主任技術者」などの資格を教えるスクール業を経営するのが近道なのでは？と考える。中卒の自分にとっては合格に「必要最低限」の計算や理論、知識を「他者より効率的に」自身にインプットし、試験日には全力でアウトプットすることが必要だ！と強く感じた。

早速、2011年に「日本エネルギー管理センター」を設立し、電験三種を「四則演算ができれば合格できる」というコンセプトのもと、様々な講師の方とお会いし岡部自身も学びながら、講習会を開催することとなった。もちろん第二種電気工事士、第一種電気工事士も同時に講習会を開始した。
初年度の電験三種講習会では、お客様は２名と岡部のみ。第二種電気工事士も2名、第一種電気工事士は1名であった。2年目の2012年は電験三種が2名からスタート。電気工事士は、1開催で20名程度が集まるようになった。同年、6月に自社専用の教室（最大43名収容）を構築・「電験三種~地獄の特訓」をリリース。朝9時から夜9時までの12時間特訓講座を開講・受講生は20名まで増えて夜9時以降も模擬試験などを行い、教室に寝泊まりする受講生もいた。
2014年は500人突破、2015年には1000人突破、そして2018年に名古屋の教室を開講し2000人突破と順調に受講生人数を拡大、2020年ではコロナ禍に対応すべくオンラインのライブ配信型講座で全国展開を始めた。