前回の記事に掲載した動画で、受電端の力率が1になるときのコンデンサ容量を計算しました。

ここで、力率1の定義をもう一度確認したいと思います。

一般的な負荷は、大半が遅れ力率の負荷となっています。なぜかというと、遅れ力率とはリアクトルの成分で、モーターや変圧器を含んでいる負荷は必ずリアクトル、つまりコイルの成分を持っていることになります。そのため、負荷が増大すると力率が低下することがあります。力率が低下すると、送電喪失や電圧降下の増大などの悪影響が生じます。また、需要家側から見ると力率85%を基準とした電力料金の割引、割り増しの制度があり、積極的に力率改善を行うよう促されています。

この力率を行う為に最も用いられているのが、力率改善用コンデンサです。

力率を100%にする為には、負荷の無効電力と同じ容量のコンデンサを設置する必要があります。また、力率が100%の時は電流値が最小になるということも特筆すべき事柄です。電験三種の計算問題では、よく力率を100%、もしくは力率1とするときのコンデンサ容量を求める問題がよく出題されます。力率100%とはどういうことか、しっかりと理解するようにしましょう。

電験三種対策講習会

http://japan-ems.jp/curriculum/denken3.html

講習のサンプル動画がyoutubeで見れます

https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos