電気事業法において、事業用電気工作物が設置されている事業場では、電気主任技術者を選任することが定められていますが、委託契約(外部委託)が締結されている場合は電気主任技術者を選任しないことができ、その場合の電気主任技術者の役割は委託契約先の保安業務従事者が行います。
これまで委託契約先の保安業務従事者の要件として、電気主任技術者の免状交付後、電気主任技術者の免状の種類に応じて3~5年の実務経験が必要でしたが、2021年3月より所定の講習を受講することで、この実務経験の期間を一部短縮できるようになりました。
本講習は、この上記講習に該当するものであり、当社で実施する保安管理業務講習を受講された方は、免状の種類に関わらず実務経験の期間を『3年』とすることができます。
私は、電力会社、鉄道会社、データセンター事業者で電気設備の管理業務に携わった経験があります。
もちろん高圧需要家の電気主任技術者も経験しておりますので、様々な現場で役立つ知識を皆様にお伝えできます。
5日間(実質4日間)という長い時間ですが、少しでも皆様のお役に立つ内容をお伝えいたしますので、
是非受講をご検討いただければ幸いです。
講師プロフィール
都立工業高等専門学校電気工学科卒業
大手電力会社、鉄道会社、データセンター事業者を経て、日本エネルギー管理センターの専任講師として電気工事士、電験三種を担当。
取得資格は、第一種電気主任技術者、エネルギー管理士、第一種電気工事士(合格)等
講習料金(座学:オンライン・実習:通学) | 121,000円(税込) ※別途、講習用のテキスト代がかかります。 |
---|
開催日程 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
会場 |
東京校 view more | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
講習会日程 | 座学(オンライン視聴期間)9月21日~10月20日 実習(通学)10月28日 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
受講対象者について | 第二種電気主任技術者免状の交付を受けられた方で、事業用電気工作物に係る実務従事期間が4年未満の方 または第三種電気主任技術者免状の交付を受けられた方で事業用電気工作物に係る実務従事期間が5年未満の方 (職業、勤務先、地域は問いません) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
根拠法令 | 電気事業法第四十三条において、事業用電気工作物を設置する者は、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、経済産業省令で定めるところにより、主任技術者免状の交付を受けている者のうちから、主任技術者を選任・届出することが定められています。
ただし、電気事業法施行規則第五十二条第2項に掲げる自家用電気工作物の事業所の保安管理業務を同規則第五十二条の二に規定する要件に該当する者(又は法人)と委託契約(外部委託)が締結されているものであって、保安上支障がないものとして経済産業大臣又は管轄する産業保安監督部長の承認を受けたものは、電気主任技術者を選任しないことができることとなっています。
施行規則第五十二条の二第一号ロの要件について、告示二百四十九号第一条第一項第一号から第三号に、事業用電気工作物の工事、維持又は運用に関する実務に従事した期間の通算期間が電気主任技術者免状毎に定められていますが、第四号に第二種電気主任技術者免状又は第三種電気主任技術者免状の交付を受けている者で、免状交付を受けた後、自家用電気工作物の保安管理業務に関する講習(保安管理業務講習)を終了した者は三年の期間とすることとなっています。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カリキュラム | 【座学 オンライン受講】 オリエンテーション 20分 電気基礎①座学 120分 電気基礎②座学 120分 関係法令①座学 60分 関係法令②座学 120分 各種設備の概要座学 120分 月次点検の方法①座学 120分 月次点検の方法②座学 60分 年次点検の方法①座学 120分 年次点検の方法②座学 120分 工事期間中の点検の方法座学 120分 点検用機械器具の取扱方法座学 60分 【実習】 9:00 点検用機器器具の取扱方法実習 60分 10:00 月次点検の方法実習 60分 11:10 年次点検の方法①実習 120分 14:20 年次点検の方法②実習 60分 15:20 工事期間中の点検方法実習 60分 16:20 事務連絡 20分 16:40 講習終了 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定員 | 20名 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
持ち物(通学受講) | ・顔写真付き公的身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証、電気工事士免状等) ・作業手袋 ・ヘルメット(貸出用の数に限りがございます。ご自身でお持ちの場合はご持参ください。) ・筆記用具 ・ノート ・テキスト 【服装】
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
テキスト | 自家用電気工作物保安管理規程 2023年版(JEAC8021-2023) 発売日:2023/11/22 発行元:日本電気協会 発売日:2019/05/25 発行元:オーム社 送料は1冊500円となります。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お支払いについて | お支払い方法はお振込もしくはクレジットカードによるお支払いがお選びいただけます。 ※振込手数料はお客様負担となります。 ※団体用のお申込みフォームにてお申込みいただくと、請求書でのお支払いがご選択いただけます。 ※弊社よりお支払いのご案内メールを送付後、原則一週間以内にお手続き願います。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オンライン講習受講に関する注意事項 | 【申込前】受講について確認事項 ①受講についてはパソコンまたはタブレット端末(カメラ機能が使用できるもの)が必要となります。 ②オンライン講習受講時に発生する通信費は全て受講者様負担となります。 ③受講開始前に受講端末にて顔写真を撮影・ご登録いただきます。 ④受講の際③にて顔認証いただいた方か弊社で確認させていただくため、 公的な顔写真付き書類(マイナンバーカード、運転免許証、電気工事士免状等)を提出いただきます。 ⑤下記使用する動画サイトの動画環境になります。使用予定の端末が対応しているか必ずご確認願います。
【申込後】申込みから受講までのフロー ①講習料金のお支払いに関するご案内は、弊社サイトお申込み受付から2営業日以内にご登録メールアドレス宛にお送りします。 ②講習料金のご入金が弊社で確認できた方については、オンライン講習受講開始2週間前を目安に講習に必要な資料を郵送いたします。 ③オンライン講習受講に必要な動画サイト・パスワードおよび実習のご案内については、オンライン講習受講開始1週間前を目安に 上記メールに返信の形式にて公的な顔写真付き書類(マイナンバーカード、運転免許証、電気工事士免状等)のデータ提出をお願いします。 ④オンライン講習受講については必ず視聴期間内にご視聴ください。 ⑤保安管理業務講習修了証の発行は実習日の講習修了時に会場にてお渡しいたします。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャンセル・振替について | キャンセル・振替規定をお申し込み前に 必ずご確認ください。 |
電気の資格で迷ったら、日本エネルギー管理センターにご相談ください。
電気に関わる資格取得に特化したノウハウを駆使し、講習会を開催中!あなたに合った資格、講習会をご案内いたします。お気軽にご相談ください。