当センターの電験三種「地獄の特訓」でおなじみの 「西山 真」 先生が、オーム社様主催で毎年開催される「2020年電験三種突破研究会」の4科目「理論」「電力」「機械」「法規」すべての科目の講義を行いました!
※突破研究会の動画についてはオーム社様の特設サイトで配信されておりましたが、2020年9月13日で配信を終了しております。
※以下の画像はオーム社様より特別にご提供頂いた物で、著作権者はオーム社様となります。
今回は、蓄電池に関する問題としてH16年度電験3種機械科目の問12について解説します。
この問題は、計算で使う式は1つだけで値も非常に分かりやすくなっているため容易に答えを求めることが出来ます。
しかし、鉛の価数が分からないと計算自体が出来ないため、総合的な難易度は少々高くなっています。
電気化学の問題は出題の仕方によって、価数や原子量を覚えていないと解答することが出来なくなってしまうため、代表的なものだけで良いので原子量と価数を把握しておいた方が良いと思います。
専任講師が動画で詳しく解説していますので、是非ご覧下さい!
電験三種対策講習会
http://www.japan-ems.jp/curriculum/denken3.html
講習のサンプル動画がyoutubeで見られます
https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos
今回は、2010年度 電験3種 機械科目の問15を解説します。
同期機のB問題としては、難易度が低めの問題です。 等価回路とベクトル図を正しく書くことが出来れば、容易に答えを導くことが出来ます。 ただし、等価回路は「1相分」で考えますので、電圧を相電圧にすることと、電力を求める際は最後に3倍することを忘れないようにしましょう。
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照明に関するB問題です。
B問題にしては基本的な内容なので、この問題を元に照明の基礎をしっかりと身につけましょう。
まず重要なのは、照度を求めるために「距離の逆二乗の法則」を使用しますが、これには光源の光度を求める必要があります。
今回の問題では光源は均等放射の球形光源なので、立体角ωは4πになります。
もう一つのポイントは、輝度を求める際は「見かけの面積」を用いることです。球形光源は見かけ上、円に見えますので、直径0.3mの円として面積を求めます。
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同期発電機に関する問題です。
同期機の問題は、単相分の等価回路とベクトル図を書いて求める事が重要です。
特に今回の問題の(b)については、等価回路を書かずに頭で考えようとすると混乱する恐れがあります。
等価回路さえ書いてしまえば、比較的単純な交流の直列回路として扱えるので最小限の労力で回答することが出来ます。
機械科目の最難関とも言える同期機ですが、解法を身につけてしまえば大きな得点源となります。
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同期電動機に関するB問題です。
計算自体はあまり複雑ではありませんが、ベクトル図を書けなければ計算方法にたどり着けない、非常に難易度の高い問題です。
同期機の問題はベクトル図が複雑で非常に難易度が高く、さらに出題頻度も高いため、合格への大きな壁となりがちです。
この問題もはじめは非常にわかりづらいと思いますが、自分で納得した上で同じベクトル図が書けるようになるまで、繰り返し学習を行ってください。
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百分率インピーダンス降下を求める問題で、第一歩としてはL型等価回路に置き換えるところから始めましょう。
一次側・二次側のどちらに置き換えても解答可能ですが、扱いやすい値にするという意味で、一次側に変換する方法で解答しています。
電圧降下を求める際は、電力等でよく使用する簡易式を用いて計算すると非常に簡単に求めることが出来ます。
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距離の逆二乗の法則を用いるには、光源の光度を求める必要があります。その際、立体角の考え方がポイントになります。
また、輝度を求めるときは「見かけの面積」という概念が必要になります。球形光源の場合は見かけ上は「円」に、蛍光灯のような光源の場合は見かけ上は「四角形」になります。
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同期電動機のベクトルに関する問題です。 入力電力、端子電圧が変わらないという条件をうまく使って、各ベクトルの大きさをこつこつ考えていくと、複雑な計算をすることなく求めることが出来ます。
しかし、それでも非常に難易度の高い問題といえます。 (a)については、1相分であることをちゃんと抑えれば簡単に解けてしまいます。
応用力を身につけるためにも、繰り返し学習して理解を深めていきましょう。
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誘導電動機の比例推移に関する問題です。
トルクが一定であれば、滑りが二次抵抗の大きさに比例する。この関係が分かれば、(a)は簡単に求まります。
(b)については様々な解き方がありますが、最も簡単なのはトルクが磁束密度と電流に比例するところから求める方法です。
結果的に電源電圧の二乗に比例することとなるため、定格運転時のトルクが求まればすぐに求めることができます。
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