【ご質問回答】第二種電気工事士 技能試験 課題No10の送り線の考え方について
スイッチより指定された負荷へ接続する線を送り線と呼んでおります。
この送り線の線色については、施工条件に指定がありません。
電源に直接つながる線ではないので、黒・白・赤のどの色でも欠陥となりません。
課題No10については、スイッチへ行く三芯ケーブルのうち、黒と白は電源に繋がる線と
なるので、送り線は赤しか選択肢がありません。
消去法で考えると、理解しやすいのでまずは電源の白、黒から接続のイメージをしましょう。
ご質問が多いスイッチとパイロットランプの配線の差込み位置に関して
まずコンセントから考え、渡り線を差込みます。
コンセント【W】に白の渡り線を接続し、渡り先はパイロットランプの片側へ。
コンセントの空いてる方へ黒の渡り線を接続し、渡り先は片切スイッチの片側へ。
あとは三芯ケーブルの黒と白をコンセントに接続しコンセントは完了です。
そして残りの赤線は…
これはスイッチの送り線になります。
赤の渡り線の作成しパイロットランプの片側、スイッチの片側に接続します。
三芯ケーブルの赤線は、パイロットランプかスイッチのどちらかに接続します。(どちらでも問題ありません)
以上で、課題No10スイッチ部分の接続が完成です。