今回は、電力計測に関する問題としてH26年度理論問14について解説します。

平衡三相電源と平衡三相負荷に電力計を1台接続した回路で、2電力計法と照らし合わせる事が出来れば公式に入れるだけで答えを求めることが出来ます。

問題自体は非常に簡単と言えますが、計測を学習するために非常に重要な要素が含まれています。特に、この問題では負荷の力率が1なので力率角θを考慮する必要はありませんが、もし力率角を考慮しなくてはならない場合は、π/6にθを足すのか引くのかで答えが大きく変わってきます。これを見極めるには電力計にかかっている電圧判断する必要がありますが、この要素が入ってくると一段階問題の難易度が上がります。

今回の動画では、なぜそのような公式が使えるかも含めて非常に詳しく解説しています。少々難しい部分もありますが、身につけると非常に大きな力となりますので、是非積極的に学習して頂ければ思います。

専任講師が動画で詳しく丁寧に解説していますので、是非ご覧ください。

電験三種対策講習会

http://www.japan-ems.jp/curriculum/denken3.html

講習のサンプル動画がyoutubeで見られます

https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos