2020年度に第二種電気工事士試験の受験をお考えの皆様、準備の方は進めていますでしょうか?
特に受験申し込みについては期間が限られますので、早めの対応が重要となります。
このページでは、第二種電気工事士の受験申し込みから免状取得までの大まかな流れをご説明致します。
①受験機会は年2回
第二種電気工事士は上期と下期の年2回試験が実施されており、平成30年度から両方を受験することが出来るようになりました。
平成29年度までは年1回、上期と下期どちらかを選んでの受験でしたので、免状取得のチャンスが倍になったと言えます。
②試験は「筆記」と「技能」がある
第二種電気工事士を取得するには、「筆記試験」と「技能試験」の両方に合格する必要があります。
技能試験は筆記試験に合格しないと受験することが出来ませんので、まずは筆記試験の対策をしっかりと行いましょう。
もし筆記試験に合格したのに技能試験は不合格になってしまった、という場合、次の試験のみ筆記試験が免除になります。
例えば、上期で筆記試験合格、技能試験不合格の場合、その年度の下期試験では筆記試験が免除になります。ただし、猶予は次の試験のみですので、必ず受験し合格する必要があります。
なお、筆記試験から受験する場合は、技能試験を個別で申し込む必要はありません。
③受験申込
受験の申込は、電気技術者試験センターHPからのインターネット申込か、申込書を使った郵便による申込になります。
申込書の入手方法が少々限られるので、極力インターネット申込をおすすめ致します。
申込期間は以下の通りですので、必ずこの期間内に申込をしましょう。
○上期試験
令和2年3月19日(木)~令和2年4月9日(木)
○下期試験
【筆記試験申込期間】
令和2年7月30日(木)~8月13日(木)
【技能試験申込期間(筆記試験免除者)】
令和2年9月3日(木)~9月17日(木)
※郵送の場合は最終日の消印有効
※インターネット申込は初日の10時から最終日の17時まで
④受験料
○インターネット申込み・・・¥9,300-
○郵送による申込み・・・¥9,600-
※受験料は筆記試験受験の有無は関係ありません。
⑤試験日
○上期試験
【筆記試験】
令和2年5月31日(日)
【技能試験】
令和2年7月18日(土)
令和2年7月19日(日)
※試験地により受験日が異なります
○下期試験
【筆記試験】
令和2年10月4日(日)
【技能試験】
令和2年12月12日(土)
令和2年12月13日(日)
※試験地により受験日が異なります
⑥講習会について
弊社では、筆記試験・技能試験ともに受験対策講習会を開催しております。
電気を多少ご存じの方であれば筆記試験は独学でも突破可能かとは思いますが、弊社の講習会を受講頂くことによって学習のポイントが身につくため、学習を効率的に進めることが出来ます。講習の内容自体も電気を全く知らない方を対象に考えておりますので、理解しやすい内容となっております。
技能試験については、講習を受講されることを強くおすすめ致します。
現場とは多少異なる試験特有の注意点があるため、独学で合格することは非常に困難です。また、講習にお越し頂くと独学では分からない数多くの「コツ」もお伝え致しますので、非常に高い確率で試験を突破できるようになります。講習会に一回参加しただけでは不安、という方には二回目以降の講習会に割安でご参加頂くなど、一人でも多くの方が合格できるように臨機応変にサポートさせて頂きます。
弊社の受験対策講習会は、東京、埼玉、神奈川、名古屋、大阪で開催致します。2020年度下期からは、千葉、仙台での開催も予定しております。
講習会の詳細については、こちらからご確認下さい。
⑦免状の申請は都道府県庁へ
見事技能試験まで合格された方は、合格通知書が届き次第免状の交付申請が可能になります。
申請窓口や必要書類は住民票がある都道府県によって異なりますので、申請時に必ずご確認下さい。
【参考】
東京都・・・東京都環境局
埼玉県・・・埼玉県電気工事工業組合
神奈川県・・・神奈川県電気工事工業組合
愛知県・・・愛知県※右上の検索欄に「電気工事士」と入力して検索すると、申請に関するページがすぐに見つかります。
大阪府・・・大阪府電気工事工業組合